研究テーマ:サイクル変動解明コンソーシアム
目的
- 初期火炎伝播形態のサイクル変動現象を誘起する変動因子の特定
- タンブルやスワールによる燃焼サイクル変動安定性の調査
- RANSによる筒内ガス流動サイクル変動予測と予測結果の実証
期間
- フェーズI:2019年4月~2022年3月(3年)
- フェーズII:2022年4月~2024年3月(現在実施中)
参加企業(フェーズII現在)
- 自動車メーカ:4社
- 計測器メーカ:2社
- ソフトウエアベンダ:1社
内容
実験と計測
- 可視化エンジンによる定常燃焼試験
- 高速PIVによる筒内ガス流動計測
- 筒内燃料濃度分布のPLIF計測
- 残留ガス分布のPLIF計測
- 火炎伝播の直接撮影
- 高速PIV+PLIF+火炎伝播撮影の同時燃焼計測
- 2断面高速PIV+火炎伝播の同時燃焼計測 など
シミュレーション(RANS)
- 高品質タンブル生成のための吸気ノズル形状の検討
- スワール生成吸気ノズル形状の検討
- タンブル・スワール生成吸気ノズル形状の検討
- RANS計算による筒内ガス流動サイクル変動の予測
技術ミーティング
2か月毎に開催
成果
正会員には研究成果報告書や詳細な技術資料,要望に応じ実験データ,計算モデルなどを提供
学術講演会での口頭発表および論文発表を行いました. 以下の動画,画像や図表は,発表済み論文および講演資料からの抜粋です.
可視化エンジンによる高速PIV,火炎伝播計測
論文発表
- Effect of intake port configuration on in-cylinder gas flow characteristics, FOR2687 Workshop 2022.
- Analysis of Cycle-to-Cycle Variation in In-Cylinder Flow and Combustion by Using Simultaneous PIV Measurements on Two Sections, SAE technical paper 2023-01-0215