研究成果発表のお知らせ(2025年 自動車技術会 秋季大会)
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千葉大学とSERCの共同による研究成果を 自動車技術会2025年秋季大会学術講演会(10月15~17日,北九州国際会議場、西日本総合展示場)において2件発表します.
発表日 | セッション | 発表題目・著者(下線は発表者)・概要 |
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10月15日 | No.90 ガソリン燃焼 | グロス図示熱効率が53%を超える火花点火新燃焼方式の提案と実証 (第一報)-正味熱効率向上のコンセプト- 森川 弘二,野村 卓矢,森吉 泰生,窪山 達也(千葉大学),赤松 篤,南 祐輔(コスモ石油ルブリカンツ),中山 智裕,武藤 涼(SUBARU) |
副室式小型ガソリンエンジンの超高過給条件下で,火炎伝播が困難な超希薄主室混合気を副室からのジェットが到達する範囲で燃焼させ,残りの混合気を順次自着火させて燃やし切る燃焼方式を考案した.3Dシミュレーションで副室仕様とエンジン運転条件を検討し,実機検証を行い,グロス図示熱効率53%以上が得られた. | ||
10月15日 | No.90 ガソリン燃焼 | グロス図示熱効率が53%を超える火花点火新燃焼方式の提案と実証(第二報)-3D-CFDによる燃焼の最適化と実機での検証- 野村 卓矢,森川 弘二,森吉 泰生,窪山 達也(千葉大学),赤松 篤,南 祐輔(コスモ石油ルブリカンツ),中山 智裕,武藤 涼(SUBARU) |
第一報の燃焼方式を成立させるため3D-CFDで副室仕様を最適化し,図示平均有効圧2MPa以上の高負荷・λ=3付近で実現可能で,グロス図示熱効率50%以上達成の可能性を確認した.更に単気筒燃焼実験でグロス熱効率53%以上を実現した.本燃焼方式で冷却損失と未燃損失を極めて小さくできる事が判った. |
発表日時等は変更される場合があります.最新の情報は公式サイトをご確認ください.
2025年秋季大会Webサイト(外部リンク)
https://www.jsae.or.jp/taikai/2025aki/
学術講演会プログラム(外部リンク)
https://gakkai-web.net/jsae/a/2025/program/